東大総長選考で意向投票2位を選出、選んだ理由を具体的に説明しない選考会議。会社の指名委員会の権限の濫用を防ぐ基準と、取締役会・株主への説明のあり方を考える。
東京大学の総長選考・監察会議は2026年9月、教職員の意向投票で2位だった藤垣裕子教授を次期総長予定者に選びましたが、選んだ理由を具体的に説明していません。社外取締役が過半数でも、LIXILグループやセブン&アイのように指名委員会の決定は特定の人の意向に歪められることがあります。ENEOSの選任基準とコーポレートガバナンス・コード2026年改訂を踏まえ、基準の策定、取締役会への報告、適時開示とリリースでの説明を考えます。