MISSION
企業が不正や不祥事を起こさないようにしたい。まだ世の中にコンプライアンスという言葉がなかった頃から、そういう想いをもって、私は弁護士になりました。
しかし、実際には、企業が事業活動を行っていれば不正や不祥事が起きてしまうことは避けられません。日頃から不正や不祥事を起こさないように努めていたのに不運にも起きてしまった企業。不正や不祥事が起きてしまったときに信頼を回復するために真摯に取り組む企業。そうした企業には手を差し伸べるべきではないかと思ってます。
また、世の中には不正や不祥事を起こさないようにコツコツとまじめに事業活動を行っているのに、法律の知識やちょっとした勘所がわからないから苦しんでいる企業もたくさんあります。むしろ、こうした企業のほうが多いかもしれません。
そうしたまじめな企業、まじめな人たちが働いている企業を助けたい。一言で言えば、「正直者がバカを見ない社会を作りたい」。この想いを持って、仕事に取り組んでいます。
アサミ経営法律事務所
代表弁護士 浅見隆行
お知らせ
- 日経ヒューマンキャピタル・オンラインでの新連載「新・この会社はどこで誤ったのか」が始まりました。1回目は「ジョブ型雇用がコンプライアンスリスクに?不正を防ぐ人事の仕掛け」です。
- 金融財務研究会主催「危機管理広報の基本と最新トレンド」の公開セミナーを2025年7月7日に開催します
- Business & Law にて拙稿「危機管理広報の最新トレンドと法務部門の役割」が配信されました
- 2025年4月8日付け朝日新聞大阪本社版「カナデビア改ざん問題 調査報告」にコメントが掲載されました
- GW休暇(4/30~5/2)のお知らせ
BLOG
- ニチレイフーズの中国子会社にて元従業員が行った不正行為について、ニチレイが海外子会社に対するグループガバナンスを意識した再発防止策を発表。社外役員による自浄作用が機能した例。
- 東証が企業行動規範を7月にも改正し、IR体制の整備を上場会社に義務づける動き。「株主との対話」は大事だけれど・・
- リンナイが経年劣化故障による発火のおそれを理由に、浴室暖房乾燥機の使用中止と無償点検・修理へ。過去の他社事例を教訓にした適時・適切な危機管理と工夫された情報発信。
- 小林製薬の定時総会で、取締役会の招集権者と議長を原則社外取締役にする定款変更議案が否決されたことの意味。ガバナンス体制の再構築を成功させるために社外取締役に期待される役割。
- トヨタモビリティ東京がアルファードなどの販売に併せて、不当にクレジット契約を締結させていたことなどが「抱き合わせ販売」として警告。トヨタ自動車と自販連にも周知の要請したことは、「取引先によるガバナンス」を期待したと理解できる。