不祥事について記者会見を行う場合には、ひな壇を設けるべきではありません。

企業提携や合併(M&A)の発表、新製品の発表などの場合、会社側はひな壇の上から説明することが多いと思います。

しかし、危機が発生したとき、あるいは危機が迫っているときに記者会見を行う場合には、会見の中で謝罪や弔意の言葉を述べる機会も少なからずあるでしょう。

こうした言葉をひな壇の上から発すれば、記者から反感を買うことは避けられません。

そのため、不祥事に関する記者会見の時には、初めからひな壇を設けないように配慮すべきです。

ただし、ひな壇を設けない場合に注意しておきたいのは、会社側担当者の席の後ろ側にカメラマンやカメラを持った記者が回り込むのを防止する配慮を忘れないことです。

カメラマンは会社側担当者の後ろに回り込み、担当者が手元に持っている資料の内容を写そうとしたりすることが多いからです。