危機発生時、危機が迫っているときに行う記者会見なので、その担当者の服装は危機に対する緊張感に満ちているものでなければなりません。

会社の代表として記者会見をする者がTPOに応じた服装や格好をしなかったばかりに、その会社は危機に関して適切な対処をできないのではないかという疑念を与えてしまうこともあります。

こうした緊張感を示すためには、白い襟付のシャツを着て、ダークスーツの前ボタンを掛けることは最低限、意識すべきです。

なお、ダークスーツやシャツのどちらにも言えることですが、細い縞模様のデザインの服には注意しなければなりません。

細かい縞模様は、テレビ画面上でチラチラ写る「モアレ」という現象を起こしてしまうからです。

また、ネクタイをする場合には、目的に応じた目立たない色、デザインのネクタイを選択しなければなりません。

もちろん、靴も、スーツの色に応じた色とデザインで、できれば黒色の紐靴が望ましいです。

たとえ会社が普段から自由な服装を推奨し、またクールビズなどでラフな格好でいることが当たり前の時期であったとしても、不祥事についての記者会見のときには、服装を揃えなければなりません。

告別式や葬式にTシャツやポロシャツでは行かないのと同じです。

服装だけではなく、時計などのアクセサリーについても注意しなければなりません。

金色の時計や宝石がちりばめられている時計など装飾の目立つ派手な時計をしていると、そうした時計を身につけ緊張感のない経営を行っているから不祥事が起きると批判されてしまいます。

また、場合によっては、派手な時計などをきっかけに、金儲け主義、金満体質などと批判されることさえあります。