製品事故の被害者や、商品についてのクレームを申し出た消費者の自宅を訪問したり、喫茶店などで会うなど、直接会いに行く場合には、必ず、2人以上で行くようにしてください。

担当者1人だけで訪問した場合には、最悪のケースでは、監禁などされてしまうこともあります。

また、担当者1人だけで訪問した場合には、後になって、「言った」「言わない」などと水掛け論が生じてしまうケースもあるので、2人以上で訪問することによって、第三者による証言を確保できるようにしておくという意味もあります。

また、被害者やクレームを申し出た消費者の方に会う場合には、その被害者や消費者の前で会社資料を出さないことです。

たとえば、会社担当者が製品事故や商品クレームの受付シートなどの会社資料を目の前に出しながら、被害者や消費者と面談していると、被害者・消費者から「見せろ」などと言われて、それらの資料を奪われてしまうこともあります。

その資料の中に、消費者について「クレーマー」などという記述があったり、顧客属性について書いていた場合、それを目にした被害者・消費者が会社に対する敵対感情を増幅させ、その後の処理がうまくいかなくなってしまう場合もありえます。

そのような事態にならないためにも、必要最小限の情報を会社担当者が頭の中に入れた状態で、被害者・消費者の方と会うということが必要です。